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第56回 神戸新聞杯(G2)

Last Update / 2009.09.06

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第56回 神戸新聞杯(G2)

王位を目指す軍団2騎!
ヤマニンキングリー(柴山)
ヤマニンリュバン(酒井学)


2歳、3歳春の足踏みは、決して無駄ではない!

展望 出走馬 枠順 レース結果 スクラップ記事

ヤマニン倶楽部的展望

将来を嘱望されていたヤマニンキングリーは、2007年9月札幌でデビューし快勝すると、すぐに札幌3歳ステークス(Jpn3)に挑戦した。しかし、津村騎手の手綱は悩ましく、出遅れ、かかり、詰まるという順調さの全くないレース運びで7着に沈んだ。当時若手筆頭株とも言える津村騎手騎乗は、河内調教師の推薦もあって決められたようだったが、大きく裏切られる敗戦となった。萩S(OP)での敗戦を挟み、主戦・藤田伸騎手の手綱に戻った黄菊賞(500万下)できっちりと勝ちを収めると、陣営は迷わず朝日杯FS(JpnI)を目指した。言わずと知れた2歳チャンピオン決定戦だ。しかし、期待もむなしく7着敗戦。その末脚の鋭さは誰もが認めつつあったが、レース運びの難しさもまた、同様のようだった。

陣営は3歳に入ると、ますますクラシックを意識して進む。きさらぎ賞(Jpn3)は勝たなくてはならないレースだったが、先行する2頭を捉えきれずの3着。荒れた馬場は末脚勝負のキングリーにとって厳しい選択だったかも知れない。陣営は、トライアルレースとして若葉S(OP)を選択したことにも本気さが伺えたが、残念ながら脚部不安で断念。毎日杯(Jpn3)へ出走が延期された。鞍上には渡辺薫騎手が起用されるも、これがまたしても最悪の結果を招く。最後の直線、策なく内に入れた手綱にも疑問がつくが、さらにそこでちぐはぐな手綱さばき。キングリーと息が合わないこと3度に渡り、むしろそれで4着に入着したことをこそ驚くべきであった。しかし、キングリーはこのレースで鼻出血を発症し、皐月賞を断念せざるを得ず、放牧に出される。

しかし、ふたたび陣営は諦めない。ダービーへ向けて再始動を決意。調整を続け、ダービートライアル・プリンシパルS(OP)に出走するも、残念ながら3着となり、権利を逃すことになった。陣営はそれでも歯を食いしばる。ダービーの栄光の舞台を逃しながら、中京・白百合ステークス(OP)を快勝して賞金を加算。秋への飛躍を誓った夏の休養だった。

順調に夏を超えたキングリー。錦岡牧場からバトンを受けた河内厩舎が今度こその気合いで仕上げる。悩ましい鞍上には、姉ヤマニンメルベイユで重賞2勝を勝ち取った柴山騎手を迎える予定。準備は整った。

神戸新聞杯(Jpn2)に登録した軍団には、もう1頭いる。ヤマニンリュバンである。母は錦岡牧場を代表する牝系の1つ、ヤマニンシヤレードの仔ヤマニンファニオン(未出走)。父は錦岡牧場生産・ヤマニンセラフィム。純粋なヤマニン血統を誇る同馬は、今年2月、奇しくもキングリーのきさらぎ賞と同日にデビューし、3月に初勝利を飾り、以降ダート路線でめきめきと頭角を現した。中京・あおぎりステークス(1000万下)で勝利を収めると、ジャパンダートダービー(JpnI)への出走も検討された。残念ながら登録除外と脚部不安から放牧に出ていたが、神戸新聞杯で再度、芝レースに挑戦することになった。こちらも目が離せない。

錦岡牧場を代表する血統から出た3歳牡馬2騎。いよいよ秋・始動!

登録馬情報
【登録頭数:27頭】
(以下出走可能順)
ディープスカイ
スマイルジャック
ブラックシェル
メイショウクオリア
フローテーション
ベンチャーナイン
ヤマニンキングリー
オウケンブルースリ
ナムラクレセント
ミッキーチアフル
ヤマニンリュバン
ロードアリエス
アインラクス

※以下9頭は抽選対象
(5/9)
アグネススターチ
エイシンブイダンス
スエズ
ダイシンプラン
タガノエルシコ
ドリームキューブ
ハンターキリシマ
ヒルノラディアン
モンテクリスエス

※以下5頭は除外対象
コパノジングー
サムズアップ
セイカアニマート
トウショウウェイヴ
マイネルローゼン

 

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出走確定馬

 出走馬確定は、 9月25日です。
 キングリーとリュバンが出走確定しました。リュバンには、酒井学騎手が騎乗します。

馬名 性齢 負担 騎手 厩舎
重量
アインラクス 牡3 56 福永祐一 池江泰寿
エイシンブイダンス 牡3 56 浜中俊 小崎憲
オウケンブルースリ 牡3 56 内田博幸 音無秀孝
スエズ 牡3 56 池添謙一 吉田直弘
スマイルジャック 牡3 56 小牧太 小桧山悟
ディープスカイ 牡3 56 四位洋文 昆貢
ナムラクレセント 牡3 56 和田竜二 福島信晴
ハンターキリシマ 牡3 56 野元昭嘉 野元昭
ヒルノラディアン 牡3 56 上村洋行 昆貢
ブラックシェル 牡3 56 武豊 松田国英
フローテーション 牡3 56 藤岡佑介 橋口弘次
ベンチャーナイン 牡3 56 武士沢友 小桧山悟
ミッキーチアフル 牡3 56 幸英明 音無秀孝
メイショウクオリア 牡3 56 角田晃一 西橋豊治
モンテクリスエス 牡3 56 川田将雅 松田国英
ヤマニンキングリー 牡3 56 柴山雄一 河内洋
ヤマニンリュバン 牡3 56 酒井学 西園正都
ロードアリエス 牡3 56 鮫島良太 藤原英昭

 

 

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枠順発表

 枠順発表は、 9月27日です。
 リュバンは2枠4番、キングリーは4枠7番に確定しました。

馬名 性齢 負担 騎手 厩舎
重量
1 1 ディープスカイ 牡3 56 四位洋文 昆貢
1 2 ロードアリエス 牡3 56 鮫島良太 藤原英昭
2 3 ミッキーチアフル 牡3 56 幸英明 音無秀孝
2 4 ヤマニンリュバン 牡3 56 酒井学 西園正都
3 5 フローテーション 牡3 56 藤岡佑介 橋口弘次
3 6 スエズ 牡3 56 池添謙一 吉田直弘
4 7 ヤマニンキングリー 牡3 56 柴山雄一 河内洋
4 8 ハンターキリシマ 牡3 56 野元昭嘉 野元昭
5 9 ナムラクレセント 牡3 56 和田竜二 福島信晴
5 10 ブラックシェル 牡3 56 武豊 松田国英
6 11 スマイルジャック 牡3 56 小牧太 小桧山悟
6 12 オウケンブルースリ 牡3 56 内田博幸 音無秀孝
7 13 アインラクス 牡3 56 福永祐一 池江泰寿
7 14 ヒルノラディアン 牡3 56 上村洋行 昆貢
7 15 メイショウクオリア 牡3 56 角田晃一 西橋豊治
8 16 ベンチャーナイン 牡3 56 武士沢友 小桧山悟
8 17 エイシンブイダンス 牡3 56 浜中俊 小崎憲
8 18 モンテクリスエス 牡3 56 川田将雅 松田国英

 

 

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レース結果

 レースは、 9月28日です。


パドックのキングリー。成長しました。


凛凛しい表情です。


騎手も凛凛しく、カッコイイ。


こちらはリュバン。厩務員さんの指に注目!


酒井騎手、その表情はダメよ。最低人気でした。


スタート直後


控えるキングリー


直線追い出す柴山騎手とキングリーだったが……。


直線伸びず、8着でした。

 

馬名 負担 騎手 厩舎 タイム
重量
1 1 1 ディープスカイ 56 四位洋文 昆貢 02:25.3 1
2 5 10 ブラックシェル 56 武豊 松田国英 クビ 3
3 6 12 オウケンブルースリ 56 内田博幸 音無秀孝 1/2 2
4 8 16 ベンチャーナイン 56 武士沢友 小桧山悟 1.3/4 10
5 1 2 ロードアリエス 56 鮫島良太 藤原英昭 クビ 15
6 5 9 ナムラクレセント 56 和田竜二 福島信晴 クビ 7
7 2 3 ミッキーチアフル 56 幸英明 音無秀孝 1.1/2 6
8 4 7 ヤマニンキングリー 56 柴山雄一 河内洋 アタマ 5
9 6 11 スマイルジャック 56 小牧太 小桧山悟 1/2 4
10 8 18 モンテクリスエス 56 川田将雅 松田国英 アタマ 11
11 7 13 アインラクス 56 福永祐一 池江泰寿 2/3 8
12 3 5 フローテーション 56 藤岡佑介 橋口弘次 1.1/4 14
13 4 8 ハンターキリシマ 56 野元昭嘉 野元昭 ハナ 16
14 8 17 エイシンブイダンス 56 浜中俊 小崎憲 3.1/2 13
15 2 4 ヤマニンリュバン 56 酒井学 西園正都 クビ 18
16 3 6 スエズ 56 池添謙一 吉田直弘 クビ 9
17 7 15 メイショウクオリア 56 角田晃一 西橋豊治 2.1/2 12
18 7 14 ヒルノラディアン 56 上村洋行 昆貢 大差 17


レース後のキングリー、観客たちを見ています。

 

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スクラップ集

9/26 キングリー河内師成長を確信/神戸新聞杯(日刊)
 菊花賞トライアル・神戸新聞杯(G2、芝2400メートル、28日=阪神、3着まで優先出走権)の木曜追いが25日、栗東トレセンで行われた。前走の白百合Sを勝って以来4カ月ぶりの復帰となるヤマニンキングリー(牡3、栗東・河内)は、併せ馬で鋭い動きを披露して1馬身先着。クラシック出走がかなわなかった春の雪辱へ向け、仕上がりは万全だ。
 手綱を通しての確かな手応えに河内洋師(53)が納得の表情を見せた。「自分で乗って感触を確かめたかった。全体の時計は速くないけど反応が良かった」。Cウッドコースで追われたヤマニンキングリーは、3コーナーすぎにパートナーのマチカネカミカゼ(3歳未勝利)の外に馬体を併せる。直線入り口で軽く手綱を緩められるとシャープに反応。最後に肩ムチを軽く入れられただけで、ほぼ馬なりのまま6ハロン83秒9、ラスト1ハロン12秒1をマークして1馬身先着した。
 「帰厩した時はやや細かったが、そこから10キロ以上増えた。調教を積みながら増えているわけだからね。落ち着きも出て、いい雰囲気だよ」(河内師)。追い切り後の体重はクラをつけて484キロだった。「レース当日は470キロ台で出せると思う」。2走前のプリンシパルSで450キロまですり減った体は、見違えるように大きくなった。
 春はツメの不安に悩まされ、あと1歩のところでクラシック出走を逃した。ただ、きさらぎ賞ではレインボーペガサスから0秒1差の3着、若葉Sを回避した後の毎日杯ではレース中の鼻出血がありながらディープスカイの4着と善戦。さらにプリンシパルSでも3着と、大崩れすることなく前哨戦を戦い抜いた。「春は思うように調教できなかったが、今回は予定通りに来られた。ダービー上位組が強くても、春とは違う面が見せられる」。河内師の言葉に力がこもる。心身ともに成長した今のキングリーなら、相手にとって不足なしだ。【高橋悟史】
9/26 出走馬情報(4)ヤマニンリュバン
(サラブネット)
 リフレッシュ放牧明け。帰厩して日は浅いが、2週連続ビシッと追った。芝がどうかだが、折り合えるし距離は持つ。<西園師・○>
■9/26 出走馬情報(7)ヤマニンキングリー
(サラブネット)
 先週にしっかり追ったので、最終追いは感触を確かめる程度で十分。折り合いの心配はないし、久々でも力は出せる。<河内師・○>
9/26 キングリー弾けた!楽〜に先着
(デイリー)
 春のうっぷんを晴らすときが来た-。ヤマニンキングリーが25日、栗東CWで追い切り。河内師自ら手綱を取り、楽な手応えで追走先着を果たした。実力は認められながらも、春はさまざまなアクシデントに見舞われ、皐月賞とダービーへの出走は叶わなかった。休養効果でパワーアップされた今回、陣営の意気込みは相当だ。復帰Vを飾り、菊花賞獲りへ名乗りを挙げる。
 かつての名手が、手綱越しに確かな手応えを感じ取った。「状態は言うことない。あとは運があるかどうか」。これで負ければ仕方がない。河内師にそう思わせるだけの雰囲気を、今のヤマニンキングリーは醸し出している。
 追い切りは栗東CW。トレーナーを背に、マチカネカミカゼ(3歳未勝利)と併せた。序盤はパートナーを大きく先行させて、ゆっくりと加速。向正面では10馬身ほどリードを許したが、じわりとその差を詰め、3〜4角では射程圏内に入れた。馬体を合わせて、いざ直線へ。一杯の僚馬を横目に、楽な手応えでスパートした。すると自らハミをグッと取り、素晴らしい瞬発力を披露。あっという間にパートナーを突き放し、ゴール前は馬なりのまま0秒4先着を果たした。
 6F83秒9-37秒6-12秒1。まともに追えば、どれだけ差が開いていたことだろうか。自らの手で感触を確かめた河内師は「先週、今週としまい重点ですけど、思い通りの動きでしたね。3角過ぎからピッチが上がったけど、反応は良かった。最後まで気を抜かずに走っていた」と動きの良さに納得の表情。仕上がりについても「きょうで478キロ(前走時は458キロ)ぐらい。太くはないし、成長分と見ていい。精神面でも落ち着きが出ている」とひと夏越してのパワーアップを強調した。
 きさらぎ賞3着、毎日杯4着と確かな実力は示しながらも、春はツメの不安や鼻出血など、数々のアクシデントに見舞われた。だがこの秋は違う。放牧先から順調に乗り込み、ひと追いごとに馬体が良化。右肩上がりの状態で秋初戦を迎えられる。「相手は強いが、この馬もいい瞬発力を持っている。うまく折り合えればいい切れを見せてくれるはず」。陰の実力馬が、ようやく開花のときを迎えた。
9/26 キングリー、春とは違う
(中日スポーツ)
 菊花賞トライアル「第56回神戸新聞杯」(28日・阪神、芝二千四百メートル)の追い切りが25日、栗東トレセンで行われた。白百合Sを制して夏休みに入っていたヤマニンキングリーは、CWで機敏なアクション。楽な手応えで、併走馬に11/2馬身先着した。一方、ダービー8着のフローテーションは坂路で格下の相手に競り負け。いかにも休み明けといった内容で、不安を残す追い切りとなった。
 大きく先行するマチカネカミカゼ(3歳未勝利)を向正面で6−7馬身後方からじっくり追走するヤマニンキングリー。3コーナーで3馬身差に詰め寄ると、4コーナー手前で外から並びかける。アン上は河内調教師。実戦さながらの手綱さばきで、ゴールではスッと1馬身半抜け出した。
 「感触を確かめたかったから自分で乗った」と河内師。「3コーナー過ぎからピッチが上がったけど、反応が良かった。最後まで気を抜かずに走っていた」と納得の表情だ。
 春のヤマニンキングリーはアクシデント続き。予定していた若葉Sをツメの不安で回避。1週間後の毎日杯に回ったが、鼻出血で4着止まりだった。さらに東京のプリンシパルSは輸送で14キロも馬体重が減って3着。皐月賞もダービーも指をくわえて見送るだけに終わった。
 「春は順調さを欠くレースが多くて、思い通り調整できなかった」と残念そうに振り返る河内師。それだけに順調に夏を過ごした今回は「メンバーは強いけど、キングリーも春と違う強い競馬をしてくれると思う」と力が入る。
 騎手はテン乗りの柴山。過去にコンビを組んだ武豊はブラックシェルと、福永はアインラクスとかち合うため乗れない。藤田は札幌に遠征中だ。
 「誰も乗ってくれない。やっぱりあっちの方が良かったと思わせたろ」
 つれない後輩たちに苦笑いしたかつての名騎手。先輩の意地が、ヤマニンキングリーを菊へ導くか。 (正見真一郎)
9/24 【神戸新聞杯】ディープが最上位…血統診断
(サンスポ)
 GIII京成杯勝ちだけで種牡馬になったヤマニンセラフィム産駒が2頭も登録。連勝中のナムラクレセントは、母の父がダービー馬サクラショウリでスタミナ十分。母系も良質で、ここでも通用する下地はある。ヤマニンリュバンも伯父にヤマニンミラクル、ヤマニンリスペクトと2頭の重賞勝ち馬がいて、本質的に芝への不安はない。
9/22 神戸新聞杯(G2)――栗東の注目馬
(サラブネット)
 白百合Sを快勝したヤマニンキングリーはCWで6F84秒0―11秒5(G前一杯)で4馬身先着。春先は少しきゃしゃに感じられた馬体もひと夏を越してパワーアップ。毛ヅヤもさえている。
9/21 【神戸新聞杯(GII)】登録馬〜ディープスカイなど27頭
(ラジオNIKKEI)
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