第41回 新潟記念(G3)
大外一閃、なぎ払う! ヤマニンアラバスタ(江田照)
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展望 出走馬 枠順 レース結果 スクラップ記事 ヤマニン倶楽部的展望 前走、降級初戦を快勝したアラバスタは、 勇躍クイーンS(G3)を目指し、早め早めに新潟から札幌に移動した。デビュー以来、長距離輸送は馬体細化を招いてきた陣営は、懸命な判断だったと言えるだろう。放牧明けの前走は、育成場での調整もしっかりとできた結果、クイーンS(G3)で賞金を重ね、秋の目標へ向かう算段だったことは間違いない。しかし、大きな壁がまたしても立ちふさがった。フルゲート14頭という札幌ならではの頭数。アラバスタは1/2の抽選を潜り抜けることは出来なかった。大きな誤算だった。しかし、陣営はすぐさま新潟へ移動。新潟記念へと駒を進めてきた。
「馬の将来を変えてしまうかも知れない降着」とは、ヤマニン軍団総帥が雑誌で語った言葉。それを何度となく味わうことになったアラバスタは、確かに被害者なのかも知れない。しかし、陣営からそんな弱気の声は決して聞こえてこない。クイーンS(G3)参戦のための札幌移動は、抽選に外れたからこそ無駄な往復に思われるかも知れない。非難されても仕方がない。しかし、過去ではない現在を歩んでいるアラバスタのための選択ならばこそ、それは確かにヤマニン軍団の前向きな決断。牡馬混合戦ながら得意な直線。大手を振って差し切りたい! 疲れをとったアラバスタ、鞍上に戻った江田照騎手 、そして既にスランプを乗り越えた星野忍厩舎。
江田照騎手 「今まで関係者に迷惑をかけてきたけど、今回もチャンスをもらって期待に応えられてホッとしています。滞在しているので馬も落ち着いていて競馬がしやすかった。とにかく関係者に感謝ですね」
ひとつひとつ解決して、そしてアラバスタは 今も前進を続けています。新潟−札幌間の往復移動も心配ではありますが、秋の大目標に移動はつきもの。乗り越えるしかない。アラバスタはこれで20走目。1年がかりの歯車の修正を終えて、アラバスタ、重賞戦線に返り咲き!
| 登録馬情報 | 登録頭数: 14頭 アグネスシラヌイ ヴィータローザ エイシンハリマオー エリモマキシム グラスボンバー ソーユアフロスト ダイワレイダース タニノエタニティ チャクラ ハレルヤサンデー ヒカルドウキセイ フォーカルポイント メモリーキアヌ ヤマニンアラバスタ |
展望 出走馬 枠順 レース結果 スクラップ記事 出走確定馬 出走馬確定は、 8月25日です。 新潟記念 (GIII) サラ系3歳以上(混合)(特指) 3歳以上オープン | 12頭 | | 2000m 芝・左外 | ハンデ | 発走 15:45 | | | (市) | アグネスシラヌイ | 牡 | 7 | 54.0 | | 中舘英二 | | | | ヴィータローザ | 牡 | 5 | 57.5 | | 安藤勝己 | | B | (父) | エイシンハリマオー | 牡 | 7 | 55.0 | | 村田一誠 | | | | エリモマキシム | せん | 6 | 56.0 | | 福永祐一 | | | (市) | グラスボンバー | 牡 | 5 | 55.0 | | 勝浦正樹 | | | | ダイワレイダース | 牡 | 6 | 57.0 | | 後藤浩輝 | | | | タニノエタニティ | 牡 | 7 | 54.0 | | 大西直宏 | | | (父) | チャクラ | 牡 | 5 | 57.5 | | 柴田善臣 | | | | ハレルヤサンデー | 牡 | 7 | 55.0 | | 柴山雄一 | | | | ヒカルドウキセイ | 牝 | 4 | 50.0 | | 吉田豊 | | | | フォーカルポイント | 牡 | 4 | 55.0 | | 田中勝春 | | | | ヤマニンアラバスタ | 牝 | 4 | 52.0 | | 江田照男 |
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展望 出走馬 枠順 レース結果 スクラップ記事
枠順発表 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | | 1 | 1 | ヴィータローザ | 牡 | 57.5 | 安藤勝己 | 橋口弘次 | | 2 | 2 | アグネスシラヌイ | 牡 | 54 | 中舘英二 | 白井寿昭 | | 3 | 3 | ハレルヤサンデー | 牡 | 55 | 柴山雄一 | 松山康久 | | 4 | 4 | エリモマキシム | セ | 56 | 福永祐一 | 坂口正則 | | 5 | 5 | チャクラ | 牡 | 57.5 | 柴田善臣 | 安達昭夫 | | 5 | 6 | ヤマニンアラバスタ | 牝 | 52 | 江田照男 | 星野忍 | | 6 | 7 | フォーカルポイント | 牡 | 55 | 田中勝春 | 河野通文 | | 6 | 8 | ダイワレイダース | 牡 | 57 | 後藤浩輝 | 松山康久 | | 7 | 9 | タニノエタニティ | 牡 | 54 | 大西直宏 | 松田国英 | | 7 | 10 | グラスボンバー | 牡 | 55 | 勝浦正樹 | 尾形充弘 | | 8 | 11 | エイシンハリマオー | 牡 | 55 | 村田一誠 | 坂口正則 | | 8 | 12 | ヒカルドウキセイ | 牝 | 50 | 吉田豊 | 栗田博憲 |
レース結果 レースは、 8月28日です。 「馬体重は?」 きっと周囲のヒトとそんな会話を交わしたに違いない。 アラバスタは阪神JF(GI)、フラワーカップ(G3)、桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、エリザベス女王杯(GI)と、牝馬GI全てに参戦し今回が7度目の重賞挑戦。皆が感じていることはひとつ、万全で競馬をさせてあげたい、ただその一点だったに違いない。 赤松賞を観戦した方は口々に「凄い」「強い」と言う。ホープフルS(OP)ではその評判を証明してみせる。ただ一点、輸送と彼女のうるささは、確実に馬体減をもたらし、ぎりぎりの戦いを強いられてきた。 関東馬である。美浦で預かるのは星野忍厩舎の皆さん。重賞勝鞍なし。関東からの牝馬戦線に輸送はつきもの。苦しい戦いだったことだと思う。 アラバスタへの風が変わったのは、この夏前の放牧だったのかも知れない。 
様々なノウハウが初めて結実したかのような、佐渡特別の快勝! プラス体重での出走に、みなが「もしかして」と思った。安心した。でも、それでも決してアラバスタ の前哨戦が順風だったわけではない。クイーンS(G3)を目ざしての札幌入り。しかし、ここでまたしても賞金不足の除外。陣営は新潟記念(G3)への参戦を決断する。決めたらすぐに移動。アラバスタへの即断即決は、陣営がこれまで培ってきた 成果だったようだ。結果、さらなる馬体重増で臨むことになったアラバスタ。 「勝てる!」 確信に変わった私たち、アラバスタの戦いを簡単に振り返ってみましょう。 ※ プラス体重の3番人気は、アラバスタの実力を多くのヒトが認めてくれていた証拠。ぽんっとスタートを決めるその姿は、牝馬クラシック路線を出遅れながら歩んだ去年とは大きく違っていました。中段外目を歩むアラバスタを、江田照騎手はじりじりと下げた。超のつくスローペースとなった前半戦、掛かる馬が散見される中、じっくりと中段外目を下げられるアラバスタと江田照騎手のコンビはそれだけでも秀逸のコンビだ。 第3コーナーから第4コーナーに入り、直線。他馬が直線内側の荒れた馬場を嫌って外に出すなか、アラバスタも徐々に外目に持ち出し、残り2ハロンでスパート! あとは後続を引き離し、余裕を持った2馬身半差の重賞初制覇となった。 ※ アラバスタの強さを存分にアピールしたこのレース、江田照騎手はこう振り返った。 江田照男騎手「行く馬がいなくて、思った通りスローでしたね。でも初めから、ゲートを出たなりで競馬をするつもりでした。今日はゴーサインを出したときの反応がすごく良かったですね。昨年は僕が(紫苑Sで)降着にしてしまい迷惑をかけましたが、これで少しは借りを返せたと思います」 正直、紫苑S(OP)を間近で見ていた私は、許せないと思ったし、その後鞍上からおろされたことも仕方ないと思っていました(正直に)。佐渡特別を勝っても、そのもやもやを吹っ切ることが出来ませんでした。でも、江田照騎手に伝えたいです。十分に借りは返せたと思います。そして、本当に「ありがとう」。新潟記念の騎乗は、素人目に凄く納得できるレースでした。借りはもう精算して、アラバスタとより高い目標を目指して欲しい、そう思えるレースでした。 また、星野忍厩舎はこれが初の重賞制覇となりました。アラバスタと歩んだこの2年はプレッシャーとの戦いだったかも知れませんが、きっちりと結果が出せたことは、胸を張ってイイと思います。そして、今後の飛躍をアラバスタとともに!  祝・星野忍厩舎初栄冠! 江田照騎手ありがとう!
レース結果 | 着順 | 枠 | 馬番 | 記号 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 着差 | | 1 | 5 | 6 | | ヤマニンアラバスタ | 牝 | 4 | 江田照男 | 02:00.1 | | 2 | 7 | 10 | (市) | グラスボンバー | 牡 | 5 | 勝浦正樹 | 2 1/2馬身 | | 3 | 1 | 1 | | ヴィータローザ | 牡 | 5 | 安藤勝己 | アタマ | | 4 | 2 | 2 | (市) | アグネスシラヌイ | 牡 | 7 | 中舘英二 | アタマ | | 5 | 4 | 4 | | エリモマキシム | せん | 6 | 福永祐一 | クビ | | 6 | 5 | 5 | (父) | チャクラ | 牡 | 5 | 柴田善臣 | ハナ | | 7 | 3 | |
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