戦績:こちら 生年:2001年 性:牝 父:トウカイテイオー 母:ヤマニンジュエリー 母父:Nijinsky 調教師: 栗東・浅見秀一厩舎 生産者: 静内・ヤマニンベン牧場 馬主: 土井肇氏 毎年追い続けてきたヤマニン軍団。実際に振り返ってみると、歯がゆい時期がどうしてもあります。今年、軍団は例年以上の成績を収め、師走を迎えました。 既に昨年・一昨年の勝ち星を越え、いよいよヤマニン倶楽部としても未知の領域に足を踏み入れようとしています。その集大成とも言えるのが、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)です。アラバスタ、アルシオン、そしてシュクルと3頭を登録。2004年クラシックへ向けて、名乗りを上げます。
中でもシュクルは、静内・ヤマニンベン牧場生産馬。ご存じのように、本サイトは非公認サイトとして活動していますが、このサイト開設に当たって、おずおずと「ホームページを作っても良いですか?」という問いに、快くと答えて下さったのが、ヤマニンベン牧場の社長・土井瑛児さんです。今でも2度訪れただけの見ず知らずの私たちに答えて下さったことを、感謝しています。
ヤマニンベン牧場は、現在休養中。現在のところ生産馬として走る最後の世代となります。思えば、数多くの活躍馬を出してきた静内・ヤマニンベン牧場。G2を3勝したヤマニングローバル、中日新聞杯(G3)勝ち馬ヤマニンフォックス、トキノミノル記念・共同通信杯4歳S(G3)勝ち馬ヤマニンアクロ。でも、手の届かないGIの勲章。 牧場の形はなくなってしまっても、軍団の、そして私たちサポーターの心の中で(そして多分、競馬ファンたちも)、ヤマニンベン牧場は今も確かにあります。 シュクル……父トウカイテイオー、母ヤマニンジュエリー。 この血統、とってもヤマニンベン牧場っぽくて、好きです。先ほどあげた重賞勝ち馬の父は順に、ミスターシービー、ヤマニンスキー、ヤマニンスキー。決して派手じゃない。そして今回は、トウカイテイオー。 母は、軍団期待のティファニーラスがニジンスキーを受胎して母の胎内にありながら異国の地に渡ったジュエリー。デビューこそできなかったけど、ヤマニンベン牧場が期待していた(と思う)繁殖牝馬。グローバルの母父もまた、ニジンスキーでしたね。 今年北海道旅行の折り、静内・桜舞馬公園で見つけた、静内町の功労繁殖雌馬之碑を見つけました。 
よく見ると、ヤマニンベン牧場の重賞勝ち馬のお母さんが3頭、きちんと刻み込まれていました。 ヤマニンクリスタル、ヤマニンファックスの母。 ヤマニンクララ、ヤマニンアクロの母。 ヤマニンペニー、ヤマニングローバルの母。 
ここに、新たな名を刻んで欲しい。 そのチャンスは、決して今回だけじゃない。シュクルのチャレンジは始まったばかりだけど、クラシックロードが始まる前に、このことを確認しておきたかったんだと思います、私は。 ジュエリーは今、新冠・錦岡牧場泊津繁殖牧場にいます。ヤマニンベン牧場でいっしょに過ごした馬たちのなかには、浦河・廣田伉助氏の下に移動したグロッシーや地方で頑張っている生産馬たちのように、離れてしまった馬たちもいます。スタッフもそうだと思います。 シュクルとヤマニンベン牧場は、歩み始めたばかりです。 (2003.11.30. by NAOYA) |