戦績:29戦5勝 デイリー杯3歳S(G2) アルゼンチン共和国杯(G2) 目黒記念(G2) 生年:1987年 性:牡 父:ミスターシービー 母:ヤマニンペニー 母父:Nijinsky 調教師: 栗東・浅見国一厩舎 生産者: 静内・ヤマニンベン牧場 馬主: 土井肇氏 現在: 新冠・錦岡牧場泊津繁殖牧場ヤマニン倶楽部がまだ、管理人の個人サイトの1コーナーだった頃、何度か雑誌に紹介されたことがあります。インターネット上の競馬サイトということで、A4雑誌の4分の1のコーナー扱いで。その時表紙を飾っていたのがこのヤマニングローバルです。我々はこの写真の出来の良さから、「師匠」と呼ばせて頂き、応援していました。私自身が北海道旅行に行くようになって、毎年必ず「師匠」に挨拶するのがお約束と言うほどです。 
既に現役時代のグローバルを語る人は減りつつあります。父は三冠馬ミスターシービー。デビューから無敗の3勝でデイリー杯S(G2)を勝ちながら両前足骨折という不運に。この時、主戦をつとめていた武豊騎手は「来年のGIを4つ取り損なった」と言わしめたのが、このグローバル。4つとは、3冠+有馬記念です。それほど期待されていました。 色々な意見があります、強い馬だからこそ、はやく引退させて欲しいとか……。でも、私は関係者のみなさんがどんな思いで走らせているのか、そのほんの一端を見るにつけ、現役で走り続ける難しさを思います。特にヤマニン軍団のようなオーナーブリーダーが生産したお馬さんたちは、現役で走り続けることがどうしても多いです。その時に「強い馬だから引退させて」という意見を聞くと、どうしても首をかしげたくなるんです。その人たちは見えていないのかも。オーナーブリーダーだから登録抹消期間が比較的長かったり、走らせてみたり、色々と努力している。我慢できる。強い馬だから走らせているのではなくて、常に走ることができるようにねばり強く立て直していること……。 グローバルは脚にボルトを入れたまま走りました。関係者が喜んだG2勝利2回。勝鞍だけ見たら平凡なお馬かも知れないが、とても強い馬だったと、たぶん、言えるのではないだろうか。ミスターシービー産駒で最も豊富なスタミナとスピードを受け継いでいるお馬……それがグローバルだ。 現在グローバルは既にボルトを除去し、一見すると不遇な種牡馬生活を送っている。でも、ヤマニン軍団の種牡馬として牧場の再統合を乗り越え、今も錦岡牧場で彼の勇姿を目にすることが出来ます。スタッフの方がこんなことを言っておられました。「グローバルはアイドル」…… トウショウボーイ−ミスターシービーと続く競馬ファンたちにとって忘れ得ぬ最後の血の一滴。ヤマニンファンだけではない、本当にたくさんの人たちにかわいがられている、バナナ好き。でも、これからも種牡馬としての闘いを、現役時代と変わらず粛々と過ごしていくことになります。 応援しています、師匠。僕はね、君が大好きだよ。 米ここの情報は全て2002年9月22日現在の物で、責任は負えません(^^) |